広島名建築の旅 その1 「宮島旅客ターミナル」編

京都芸術大学に入学して3ヶ月。通信課程で大学に行くのは大変!でも楽しい!

頭と体が混乱、ヘトヘトになりそう(いや、既になっている)だけど、とにかく楽しい。

課題をこなすだけで終わってはもったいない、存分に大学生活を充実させよう。

 

 同じ広島から今年入学した女子大生(笑)、「広島名建築の旅」の1回目。

1回目は宮島。

宮島旅客ターミナルは廿日市市宮島口にあり、2016年「宮島口まちづくり国際コンペ」で3回の審査を経て

建築家乾久美子さんが設計されたフェリーターミナル。

「宮島口のまちと融合し、対岸の厳島の自然や文化を楽しむスローツーリズムへつながるようなターミナル。鉄道、駐車場、商店街などの多様で複雑な同線を引き込むを可能にし、入れ子状のハコからなる構造は周辺のまちなみの建築群の単位に近づけている」

と、「HIROSHIMA PROPOSAL」のなかで乾さんはコメントされている。

天井と両サイドに並ぶ、隙間をあけて配置された入れ子状のハコ

屋根は2枚に分割された間にスリットが入っている。これは宮島の商店街の天井をイメージさせるものとのこと。

宮島の商店街の天井
駅を思わせるサイン。後からの追加が可能なつくり。
ギャリーにはもみじのスツール
表面に木目が型取られた広電宮島口駅の柱

ターミナルを通り外部にかけてしゃもじの形になる予定で広場となる部分は工事真っ最中だった。

先の写真の天井の先が細くなっているのは「しゃもじのくびれ」かな。

設計後に「宮島口地区ガイドライン」で周辺の建物にターミナルに用いられた勾配屋根が推奨されることになったそうで、

徐々に美しいまちなみが作られていくことを想像すると、時間をおいてまた訪ねたいと思った。

ターミナルのフロアマップと周辺マップ